今回ご注文頂いた異形鉄筋で作ったアンカーボルトです。
この異形アンカーボルトは200mm埋めただけで、本来のJ型のアンカーボルトを500mm埋めたのと同等の強度が出るとのこと。
でも、個人的には異形アンカーボルトを200mm埋めただけでJ型を500mm埋めたのと同じ強度とは思えません。
金物の強度認定はここに色々な問題があります。
実際よりも明らかに強いと思われる施工をしても、証明するものがなければ、検査は受からないということです。
今回の異形アンカーボルトは200mm埋めて35KNの検査をした上で認定を受けております。
J型アンカーボルトは、検査はせずに計算値で求めております。
本来なら施工業者は、より強度のある施工をすべきなんですが、
実際には、より責任転嫁のできる施工をするようになっております。
施工者は金物メーカーの証明があるから、家が倒れても、金物メーカーの責任である。
こんなことをブツブツ唱えている金物屋のオヤジでした。
それではまた。
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