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今週のアンケート(フィニッシュネイル)

以前なぞなぞで、事が終わるとすぐに寝てしまうものは?の解答で出させていただいた”フィニッシュネイル”(フィニッシュ寝入る)
何度も書いていますが日本のMAXの登録商標である特有の名称で、
MAX以外は「仕上釘」
諸外国では、頭の小さい釘と言う意味の「ブラッドネイル」あるいは「ブラッズ」が主流の呼び方らしいです。
今から35年くらい前にMAXがTA-35A/F30MOと言う機種を発売したのが最初だったと思います。
当時は、釘打機の普及したころでしたが、説明しても
「カラー釘くらい手で打っても知れている。」
と、興味を示さない方が多かったんですが、普及するにあたり、一つネックがあり
釘が4色あるんですが、売れるかどうか分からないのに最低出荷単位が1色に付き30箱単位でした。(途中から10箱単位になりました)
それでも、最初に気に入って下さった大工さんは釘を2色60箱と本体を購入いただき
使われた後の評価が
「プリント(ベニア)を打っても手で打つより綺麗に打てるし、早いし、ペンキは剥げないし、他の釘が浮いてこない。俺が買ったら、同じ会社の大工も買った。」
しかし、現実にはそれほど普及しませんでした。
数年後に日立工機からNT25Aが発売されて1週間に1度しか来ないMAXよりも毎日来る日立の営業力の差で
すぐに普及しました。
NT25Aは今でもプリント打ちには一番きれいに打てると言われていますが、10年くらい前に仕入れた時
「これが最後の1台」
と言われました。
話を戻しますが、フィニッシュネイルも25mmからプラスター越しに廻り縁や巾木を打てる50mmまでの機種になり
ピンネイラが発売されると仕上釘作業の場をピンネイルに奪われているようです。


そのため、最近はお客様に「フィニッシュネイルの35mm」と言われたとき「色は」と伺うと
「何でもいい!」とか「何でもいいけどどうしようか・・・・薄茶。」なんて言われることが増えました。
もちろん、意味は仕上釘なのに仕上で使うのではなく下地組みに使うことが目的のようなので
色は関係ないけれど、たまに化粧に使うのでその時のための色を優先されるということでしょう。


建築会社によっては
「ピンでもクレヨンで埋めろ」(だったら抜けにくいフィニッシュの方が良い)
「ピンは抜けるからフィニッシュを使え。」
と言ったところもあるようです。


ここで今回のアンケートをお願いします。


質問です。


1.フィニッシュネイルで化粧材以外に使う割合はどれくらいですか?


2.化粧材をピンまたはフィニッシュネイルで止める時、フィニッシュネイルを使う割合はどれくらいですか?


現在、フィニッシュネイルを使うところが化粧材と決めつけている方も少なくありませんので、
そのあたりの認識を変えるためにも、たくさんの現実を知っていただきたく身勝手なアンケートにご協力をお願いいたします。