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今週の問題(空輸できない商品は?)

先日のリチウムイオンバッテリのコメントで

リチウム電池が航空便で運べないことを書きました。

運べない理由は、リチウムイオン電池の中にあるアルコール電解液が

気圧が下がるために低温で沸騰して可燃ガスに変わってしまうためらしいです。

現実問題として火種がなければ、ほとんど問題ないと思うんですが

それでも、貨物室の酸素を可燃ガスの比率が吊り合ったところに

何かの引火物があれば札幌の事件のように爆発するかもしれません。

 

電動工具の使用中にバッテリが高温になった場合、

バッテリの中に温度センサーがありますので

バッテリの保護回路が働き、全停止するようです。

解除する場合は温度が低くなって、さらに充電器に差し込むと解除するようです。

万が一、バッテリの中の保護回路が故障した場合、

マキタの星マークの付いた充電工具は温度センサーの信号を取り入れるために

本体に3本目の電極があり、その信号を取り入れて全停止するようです。

そのため過負荷を起こさない充電式の照明器具や音響機器などは

3本目の電極がないようです。

それでも温度センサーが故障して信号が正常に送れず

その状態のまま過負荷を起こすと電極で引火すれば火炎放射器になります。

引火せずに密室で酸素の割合が均一になったら?

その場合は空気に触れた時点で冷却されたアルコールは液体に戻るために

爆発に至ることはないと思いますが、「絶対ない!」とは言い切れませんので

そのあたりのご考慮をお願いします。

 

ところで最近はほぼ毎日荷物を運送便で発送しております。

リチウム電池が入っている荷物に関しては送り状に

リチウム電池

と記しますので、九州の中南部と北海道・沖縄に関しては

航空便が使えず、船便になるため到着が遅くなります。

 

実は当店発送の商品でリチウム電池以外に

ゆうパックで航空便が使えない荷物があります。

 

ここで問題です。

 

ゆうパックで送るにあたり、リチウム電池以外で航空便が使えない商品は何でしょう?

(但し、ある条件を書くと空輸ができます)

ヒントとして引火性のあるものではありません。

 

解答は、また来週!