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金物屋の定年は?

昨日、新潟の大手金物問屋の担当が代わったため、旧担当が新担当と同行された。

新担当は前任者よりも年上で経験豊富である。

「あと何年務めます?」

何て伺ったら、失礼であるが伺ってしまった。

もちろん定年以降も働きたいとのこと。

サラリーマンは60~65歳くらいが定年であるが

職人さんにこれを当てはめたら、半数近くになってしまい

日本の建築は賄えない。

まだまだ職人不足は解消されそうもないので、

職人さんは働ける限り働いて頂くことになるでしょう。

しかし、最近は金物店も高齢化が進んでいるようである。

金物店の市場は土木を除くと20年前の半分くらいに落ちている。

これでは後継者は作らない方が良いと言うことになってしまう。

従業員の多い大手金物店は、結構手を持て余しているようで、

定年になったら退職していただき、新人は入れない方針を取るのか?

このあたりの利益計算ができないと借金を抱えている業者はかなり問題である。

 

しかし日本の金物店の大半は個人経営。

経営者とその家族で行っているレベルであれば、元気であれば80歳くらいまで行えるが

問題はお客様が付いてこられるか?

何度も書いてきましたが仕事は「仕える事」つまり人のための業務をすること。

それを「金を稼ぐこと」と勘違いすると人に嫌われる。

人のために働ければ、周りは放っておかない。

そのためにも80歳現役宣言のために、体力と思考力を落としてはいけない。

ところが最近、視力が落ちている。

自分の書いた字は、メガネが無いと読めない。

原因はブログの書きすぎかもしれないが、ここの部分は譲れないところがある。

なので、昨日思い切ってこれをやめた。

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これ何だか分かりますか?

下の二つが太陽電池になっています。

溶接面に入れる自動遮光装置です。

溶接するまでは普通に透けて見え、

溶接すると太陽電池に電圧が掛かり、大きい窓面に液晶が掛かり遮光して

手を使わずに溶接ができますが、

待機時は、素ガラスよりも暗くて見づらく

溶接時は遮光ガラスよりも明るすぎて見づらく

目にとてもよくありません。

自分が長く人のためになれるように筋トレや脳トレ以外にもできることを

地道にコツコツとやっていきますので

今後ともよろしくお願いいたします。