昨日は珍しく娘が二人とも帰ってきた。
下の娘がいつも無視をしているが珍しく
「お父さん!これ。」
と手提げ袋を渡され
「育ててくれて、大学も行かせてくれてありがとう。」
率直にうれしいですね。
子供を育てるのは親の当たり前のこと。
感謝してもらうために育てたつもりはない。
でも、感謝できる人になったことは素直に喜ばせていただく。
中身はその場で開いて喜びを見せないといけないのでその場で開けると
程よい大きさの革の財布だった。
「今度使わせてもらいます。ありがとう。」
それでは先週の解答になります。
先週の問題は
このチェンノミを破壊した理由でした。
その日の朝に見えた方は以前の火事になった時の親方。
この手の角のみが欲しいから探してくれと言われていましたが、
そんな角のみは50年前に廃盤になっています。
機械の中に土台を突っ込んで使うタイプなんて桁や胴差の加工ができないし
本体が重すぎて移動が大変なので、保管している方もいないが
どういうわけかチェンノミが出てきた。
ひょっとして使えるかと思ったがチェンバーが無かった。
チェンバーはその機種特有のものなので再生は不能である。
今回の親方はそれを見つけて
「それ貰うで直しといて。」
「これはバーはないので直りません。」
「カバーなんか無くても使えるだら~。」
「カバーじゃなくて刃のバーがないんです。」
「刃ならみんな一緒でしょ。」
「だから、これは直りません。」
「そんなこと言わんでよ。」
「だったら、これは捨てます。」
「捨てんでも良いだろ。」
「じゃあ破壊します。」
下手に差し上げても必ず修理依頼が来ます。
直せないモノに手間は掛けられません。
いくらかけても直してほしいなら話は別ですが
使えてもせいぜい1万円くらいの価値しかありません。
刃を一本購入しただけで3万円くらいします。
使えそうで使えない機械は見つかる前に処分するか破壊するのがベストのようです。