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集塵機も片付けます

先日の引き取りの集塵機。

そのまま仕舞い込んでしまうと永久にお蔵入りになってしまうので

中古の在庫と言えるレベルまで手入れします。

二股かけているわけではないですが二股に分けるときは2本の断面積の合計と

元の断面積ができるだけ同じ面積になるようにします。

理由は、風が鉋屑を連れてくるために必要な風速を確保するためです。

断面積が同じなら本管も二股側も風速が同じですが

もしも本管と二股管が同じ径だと二股側の風速が半分になります。

この送風機は本管の風速が毎秒35mなので二股側は毎秒17.5mになります。

一般に鉋屑は15m以上なのでギリギリ使えますが

表面積の小さい鋸くずが20m必要と言われ

鋸屑の水が悪くならないように配管径を計算しながら設置します。

掃除が済んだのでとりあえず電源を入れます。

立派なものが一瞬で立ちました。(これにあやかりたいですね)

この立ち方は回転方向があっている証拠。

三相を反対につないでしまうとを空気の抜け方が悪いので

一瞬で立つ10代の立ち方がニャラニャラと立つ40代の立ち方になります。

(それでも負けています)

回転方向は

直接羽根を見てこの機種の場合は時計と反対周りが正解です。

バンドソーの注意点

前日のバンドソーにはデジタルが付いていました。

これは加工幅を示す数値になっておりますが

記憶装置がないので電源を入れたときは0になっていますが

一度ガイドのプレートを180度回して

リセットボタンを押すと挽き幅0mmの時に表示が0mmになります。

そこからガイドを左に送ると

挽き幅100mmで表示が100mmになります。

これはこの機種特有の機能ですが、バンドソーは基本的に始業時必ず

刃の張り具合を合わせて

刃の出入りを合わせます。

刃の出す量は

刃の幅の約1/4ですが最近の帯鋸刃は分かりやすいように黒焼きラインが2本入っていますので

ホイール手前が、このラインに入っていればOKです。

でも、まだスイッチを入れてはいけません。

説明書には5回ホイールを手で回すと書いてありますができれば10回くらい回してほしいです。

余裕があれば逆回転に10回回すことがベストです。

そのあと電源を少しだけ入れて刃の出具合が正常か確認したうえで

作業を開始します。

作業終了後は帯鋸の刃を緩めましょうと言われますが

緩めることを忘れても良いですが

再度使用するときは必ず刃の張りと刃の出具合を確認してください。

「午前使ったから午後はそのまま使う」と言うのもお勧めしません。

気温の上昇でバネや刃の張り具合が変わるので午後も確認しましょう。

 

それと使うときのコツ

定規は刃物と平行ではなくわずかに奥を右に向けます。

バンドソーで挽く木材は真っすぐではないので定規に沿わすのではなく

自動カンナのように幅を極める機械なので

先端だけを当てて分を極めるように挽いてください。

当然定規を延ばすとこれができなくなるし

挽いた直後の材料が開いてしまい分が極まらなくなるので

定規を延ばしてはいけません。

以上!

 

追伸:今回のバンドソーは確認後、第一希望者に予約を頂きましたので売約済みです。