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五つの「きく」その1

本日よりアクセス10000記念 5日連続企画として”五つの「きく」”というお話をしたいと思います。


よく耳にする言葉ですが、
「ウチの若い衆は親方の言うことを全然”きかん”。」
「あそこに入った一年生は兄弟子の言うことを良く”きく”。」
なんてことを言いますが、この”きく”という言葉、実はいろんな解釈があります。


ちょうど2年前のPTA総会でこともあろうにPTA会長の承認を頂いてしまい、
その夜の歓送迎会で前年度限りで定年退職された前校長に
「本日よりPTA会長をやらせて頂きますのでよろしくお願いします。」
とお願いした時ふっと昨年前校長が”きく力”というテーマを持って
前年度、取り組んでいたことを思い出しまして、
「そういえば自分は先生のきく力の”きく”と言う言葉が大好きでして・・・」
今は便利ですね〜。筆記用具なくても携帯の漢字変換で一文字づつ説明したら、
前校長が
「その話ウチの若いモンに是非してくれ。」
ということで2回に分けてこのお話を学校でしました。


皆さんにもこの話を取り上げたいと思いますので、お付き合いください。


まず一つ目”きく”といえばやっぱり
聞く
ですよね。
この”聞”という字は小学校1年生か2年生のときに担任の先生に
「”聞”という字は、門構えに耳と書きます。門は家の正面。
ようするに相手の正面に向かって耳を向けると言う意味です。」
と教えられました。
目を反らしても後ろを向いても話は聞こえますが、正面を向いて聞いたほうが
聞く側は、顔の表情もわかるため、より内容がわかりやすくなり、
話す側は、聞いている反応が顔に表れるため話がしやすいと思います。
特に人に物事を教えていただく場合なら、正面を向くのは礼儀です。
理由は当然上記のとおりでございます。


しかし、人に物事を教えて頂くのに”聞く”では間違っています。

続きは明日