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先週の解答(あるなしクイズ15)

先週の問題である”あるなしクイズ”の解答日となりました。
   ある               ない
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エンジンチェンソー        電動チェンソー        
  トリマー           ヘッジトリマー
エンジン草刈機          電動芝刈り機
  マルノコ             手鋸
 電気ミゾキリ           底取り鉋  追加ヒント1
大入ルーター           追入のみ  追加ヒント2
  角のみ             チェンのみ 追加ヒント3
  バイト              パート   追加ヒント4
 チップソー           バンドソー  追加ヒント5
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以上の問題でしたが今回は少し分かりにくかったようで、申し訳ございません。
今回の解答は「刃物に超硬(チップ)が使ってあるものがある」でした。
通称「超硬」と呼ばれる合金は正式には粉末焼結合金と呼ばれ、白熱灯のフィラメントに使われるタングステンを母体として、
それに少しづつ加える違う金属など微粒子状に粉末にしたものをブレンドして、それから熱を加えながら圧縮を掛けて成形します。
超硬以外の鋼(はがね)のほとんどは鉄を母体としていますので、磁石で付きますが、超硬は磁石には付きません。
また比重がかなり大きいため、重さでも区別が付きます。
硬さは鉄を母体にした合金よりもはるかに硬いため通常の砥石では炭化ケイ素系のGC砥石かダイヤモンド辺りでないと研げません。
その反面非常にもろく、欠けやすいため、取り扱いには注意してください。
バンドソーのように板が曲がったり伸びたりするようなところには、折れやすいため使いません。(通常はステライトを使います。)
今回例題に挙げた「チェンソー」は通常のものは軟らかい鋼を使用しておりますがエンジンチェンソーで土の付いた根切りを行う
”根切りチェンソー”と言うものがございます。その時に使用するチェンソーの刃先がタングステンカーバイトと言いまして、いわゆる超硬です。
それ以外の例題としてトリマービットのほとんどは刃先が超硬です。草刈刃も現在は、ほとんどチップソーです。
マルノコ・ミゾキリ・大入ルーターは言うまでもないでしょう。
角のみは、昔大工さん用でもありましたが、現在プレカット用のものは超硬を使っています。
コメント回答で「手鉋」は鋼の部分が超硬製のものがあります。(もちろん簡単には研げません。)
またディスクグラインダに付けるチップソーがありますが、法的に使用禁止です。ですから”ある”とは言えません。
ガラス切りに関しては、通常サッシ屋さんが使われるものは超硬製ではなくもっと硬いダイヤモンド製です。
超硬製はローラーカッターと、言って何度も前後してキズをつけてから折るタイプになります。
それでは、明日も問題を出しますので勇気を持って回答コメントお待ちしております。
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