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新製品案内ですが・・・その2

先日、日立の新型マルノコのカタログと一緒に頂いた新製品の小型電気カンナのカタログをご覧下さい。

深切り込み2.6mmと書いてあるのは良いのですが、修理するものとしては???って感じです。
何が???か
このクラスの電気カンナの売れ筋ははほとんど替刃式なんですが、今回のこの新型にも一応研磨式と替刃式があるようです。
研磨式の場合は特に問題ございませんが、問題は売れ筋の替刃式。
前作の替刃式P20(SC)は最大切り込みが1mm(実際はもう少し削れます。)だったのですが、替刃式電気カンナで硬い木を一度に1mmも削ると
替刃が木に食い込んで持ち上がり、替刃を押さえているアジャストプレート(刃の出を調整する板)とブレードカバー(刃の押さえ)が
曲がって元に戻らなくなり、それらの部品交換を余儀なくされます。

この図をご覧頂ければ分かりますが、研磨式は刃の厚み及び長さが十分あるため簡単に刃が曲がるようなことはありません。
しかし、替刃式は刃そのものが微妙な止まり方のため、些細な力で持ち上がり、その上の部品まで歪ますことになります。
ですから、替刃式をお使いの方にご忠告させていただきます。
替刃式の電気カンナで無理な削り方はお避け下さい。
よろしくお願いいたします。それではまた。
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