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スライドマルノコのスライドが重くなったら?その1

スライドマルノコを長く使っていますと、だんだんポールの上に細かいホコリが積もり、少しづつスライドベアリングの中にホコリが入ってしまい、
だんだん動きが重くなり、最終的には力づくでないと動かなくなってしまいます。
油をつけてもベアリングの中に入ってしまったホコリが出るわけではありませんので、軽くなりません。
逆にベタついてホコリが出にくくなる場合もあります。
そのため方法としてはバラして中に入っているゴミを取り除かなければいけません。
今回は日立工機のC7FSで説明させていただきます。
まず最初に手前の白い部分を外します。
白い部分の両端に断面が”C”型のスプリングピンが入っておりますので、ピンポンチで写真のように叩いて抜きます。

実は2本とも同じポールが入っているように見えますが、この写真の右側のポールが本命で
左側は回転しないようにしている目的で入っている肉厚の薄いパイプが使ってあります。
そのためベアリングも厚いパイプ側しか入っておりません。

ベアリングの入っていないポールの穴は遊びを殺すストッパーが入っております。
またスライドを止めるつまみねじの奥に小さな銅製の棒が入っております。
これをなくすとスライドをロックできなくなりますのでご注意ください。
明日に続く。
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