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マキタの社長とプレカットその1

今や電動工具世界シェア第二位である世界のマキタ。
その社長と一度だけ、ご一緒させていただいたことがあります。


その場所と言うのがあるプレカット工場なんです。
プレカット工場でも、何かマキタがらみがあるわけでなく、ごく普通の在来の大手建材メーカーのプレカット工場です。
どうしてそんなことになったのか?
それをタラタラと、お話させていただきます。


今から20年近く前のことでした。
現マキタ社長は、すでに今の地位に就いておりました。
ことの初めはある大工さんが来店され、
「ちょっと頼みがあるんだけど・・・。」
「何でしょう?」
「大工組合で研修旅行をするんだけど、予算が無くてどこかで食事をおごってくれるところはないか?とりあえず1軒目は高浜市のプレカット工場をお願いしたけど。」
「と言うことは高浜市の次に行けるところと、言うことですよね。そうしたらマキタの岡崎工場くらいしかないですよ。」
「食事さえ頂ければOK!OK!」
「でも、食事をお願いする以上、マキタのメリットがないとお願いしにくいので、条件付きでいいですか?」
「その条件って?」
「もちろんマキタの商品を買っていただければ問題ありませんが、すぐに買っていただくもの難しいですから、営業と言う名目で商品PRを聞いていただくことですね。」
「了解。それでお願いして。」


早速、マキタの所長にお願い、少し悩んだようですが、その場で
「分かった。食事の件、何とかする。」
と、快い返事を頂きました。


研修旅行の日です。
自分は言いだしっぺの責任がありますので、引率しますが、プレカット工場も見たかったのですが、仕事が抜けれず、食事の時間から合流。
工場の会議室で一緒に高級なお弁当を頂いて(後でこっそり聞いたらマキタの所長経費らしいです。)新製品の説明を聞いて、お土産頂き、工場見学。
工場の中には入ると、唯一電動工具の部品を手がけているモーター製作ラインは、ベルトコンベアではなく、ロボットが管理し、ほとんど全自動で組んでいます。
運搬もロボットが行い見学者が通ると自動停止し、通り過ぎるとその後を通過する人に優しい安全ロボットです。


それ以外はベルトコンベアの組み立てラインのみ。ラインでは数え切れないくらいの工員が座って組み立てていますが、
ほとんど女性。しかも大半は若い女性。
大工組合のご一行、視線は組み立てラインではなく、完全に若い女性のカラダのライン。(と言っても上半身しか見えません。)
でも人数が半端ではありません。自分も含めてこれだけの若い女性の数に逢うことはありませんから。
一回りして、会議室に戻ると、お茶を頂き、質疑応答。
その時、私の元に伝言が来ました。
続きは明日。
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