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追尾レーザーその2

今回の追尾レーザーもいつもどおり、電池を入れて誤差に偽りがないか?確認します。
4本ある縦ラインを1本づつ垂らしてある下振の糸にピッタリ合うか?チェックします。
今回のレーザーは優秀なようです。糸に対して全く誤差もなく線も結構細い。
水平の左右を立っているスケールでチェックします。
右側・中央・左側・・・すべて同寸法。
今度は水平の前後チェックです。
3m離して2本立っているスケールにレーザーを一方から当てます。
手前と3m向こう側とも同寸法。念のため反対側から照射しても、同寸法。
精度が1/10mmと言うのは嘘ではないようです。
光は結構明るく、散りも少ないように思えます。
問題の追尾機能を調べます。
1mくらい離れたところで追尾を作動させます。
すると、本体が回り始めます。
受光器のセンターを行き過ぎたところで止まり戻ろうとしますが・・・アレ、なかなか動きません。
10秒弱、経ってから戻り始め、若干オーバーランしてから、ピッタリ止まりました。
タジマよりも止まり方が明らかに遅い。
今度は3mほど話してもう一度追尾チェックします。
すると今度は直ぐに受光器のセンターで止まります。
もう一度1.5mくらいの距離で追尾チェックをすると・・・やっぱり遅い。
また、離して追尾チェックをすると、今度は直ぐ止まります。
どうも、1間以内の近距離では反応が遅いようです。
でも、個人的な考えとしては、これだけ近い距離なら追尾で合わせるよりも、微調整ネジで合わせた方が仕事が速いので、OKかもと思い
後輩大工さんに電話でこの内容を確認したところ、同様の意見を頂きました。
この件に付いてはメーカーの営業マンに確認を取ってみたいと思います。
ちなみにタジマの動画を入れておきます。


こちらはマキタ

そもそも追尾の必要性は微調整ネジで縦の通りを合わせる時、3m以上の距離ではなかなか合いません。
特に良く使われるところは鉄骨の内装や土台の矩出し。
土台の矩出しの場合アンカーボルトを除けた逃げ墨の交点にレーザーの地墨点を合わせ、片方の逃げ墨に追尾受光器を置けば、
直角を簡単に求めることが出来ます。
他にも便利な使い方があると思いますが、そんな一例をご存知の方、コメントください。
それではまた。
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