建具屋さんに着くと、入り口にパネルソーが設置されています。
定規はもちろん回転式でした。
この回転定規なら使わない時は上に上げると材料に当たらず、
複数の定規をつけることによって数種類に寸法を交互に正確に切断できます。
しかし、お客様は「微妙な調整が出来ないと不都合だ。」と言うことで、
微調整機能付きの回転定規を採用します。
これは定規右側のダイヤルを回すと定規部分が1目盛りで0.1ｍｍづつ出入りします。
長さは5.5ｍｍ欲しいとのことなんですが、既製品の回転定規用のバーは３ｍまでしかありません。
そのため、2本つなぎます。
目盛りは19ｍｍ幅のコンベックスを分解してスケール部分のみ利用します。
でも、これを取り付けるために専用の台を自作しなければいけませんが、
クロスカットラインの詳細寸法が決定しないと出来ません。
まずは、城南製作所の専務とお客様で最終打ち合わせして、図面が出来上がります。
続く。
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