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新品のエンジンチェンソーが・・・

一昨日、番頭が注文を頂いたマキタのエンジンチェンソーをサービスで組み立てようとしているようだが、何かモタモタしている様子。
「何をやってんだろう?」と思いながら見てみると
「おかしい、はまらない。」
さらに近づいて見ると、スプロケットチェンソーの刃を回す歯車)からチェンソーの刃が浮いている。
これは、どうみてもおかしい。
チェンの規格を見るとコマの規格が「95」になっている。
一般的なものは「25」や「91」が多いがカタログを見ると今回の刃長450㎜タイプは「95」で同じボディの刃長400㎜は「91」である。
チェンの規格が違えばピッチも違い、スプロケットやチェンバーも違う。
念のため別の「91」のチェンソーの刃をはめるとビッチリはまる。
しかしチェンバーの先端の歯車とは合わない。
考えられることは新品のスプロケットを別の400㎜用のスプロケットがはまっているとしか考えられない。
この日は金曜日でお客様は土曜日に使いたい要望である。
実は岡崎営業所は土日がマキタフェア。番頭は土曜日は前々から休みの予定である。
番頭が責任を持って、マキタに「何とかしろ!」とお願いする。
交換すべく在庫がなかったマキタ岡崎営業所は浜松営業所にお願いして同機種を組み立てて使えることを確認した上で当店まで土曜日必着で直送することに。


翌日、浜松営業所から組み立てた完成品が届きました。
念のため開けて確認。

ちゃんとチェンがはまっている。ちなみにはまらなかった同機種のスプロケットはこちら。

明らかにスプロケットの形状が違う。
どうしてこうなったかは分りませんが、梱包を見ると、

400㎜タイプも450㎜タイプも段ボール箱は共通のようで、シールを貼って兼用しているようである。
すると組み立てるところのどこかで、組違いがあった可能性が高い。
ちなみにこれはドイツ製。
日本語が読めない人が組み立てていると思われますので、間違いやすいし、間違えても気が付きにくいでしょう。
な〜んて隣にいる大工さんに話をしていたら、
「ぼくもこれの赤を一台、注文して下さい。」
今度は間違っていないことをお祈りいたしております。
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