昨日の中日新聞の記事にこんなものが入っていました。
写真の方はh168さまのお近くの方のようですが、それは関係ございません。
実はこの熱田空襲の愛知時計（実際は完全な軍事工場で「愛知時計」と言う名はカモフラージュであるが米軍には完全にバレている）
は事件当時、私の実の（父方の）祖父が働いていました。
叔父から聞いた話では、愛知時計の見張り役が爆弾を積載したB29が飛来するのをいち早く発見し祖父を含めた全員が
防空壕に逃げ込んだのですが、B29は何もせずに上空を通過したということ。
空襲警報が撤回され、ほぼ全員が戻った頃に見張り役が代わり、
その時B29が180度旋回して愛知時計を空襲したとのこと。
パイロットはそのことを計画的に行ったかどうかは定かではございませんが、祖父を含めた大半の工員は即死されたようである。
しかも、空襲はそれだけに留まらず、その後10kmほど離れた父の家も爆撃された。
幸い父の姉と妹と身重の母親は命からがら、西尾の姉の家まで逃げたようである。
（父の母親の実家は事件の半年前に地震で倒壊している。）
その叔父はこの事件の4ヶ月後に生まれている祖父の忘れ形見であった。
だから父親とは人生を共にしていない。その分父親のことをかなり調べているようである。
その叔父も再来月には69歳。兄弟は全員亡くなったが、まだまだ元気である。（実は建築会社の社長）
戦争は絶対に起してはならない！
近い将来、戦争のことを受け継ぐ者がほとんど居なくなってしまうが、ぜひとも語り継いで欲しいと思います。
オマケ：近所の風景
ここは結構周囲よりも高いところではあるが、それでも低い。市内には海抜0m地帯も多く、気をつけないといけないようである。
尚、広島で亡くなられた方のご冥福をお祈りしております。
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