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火事見舞い

先月、メインのお付き合いではないがたまにお買い物いただいている大工さんの木小屋が全焼してしまった。
被害に遭われた親方とはお付き合いが無いが、火事そのものがあったことも知らずに数日後、
火事の処理のお手伝いに行かれた方が来店され
「この前、A君(息子さん)の木小屋が火事になっちゃったんで、片付けを手伝ってきたよ。」
「何も聞いていません。」
「夜中に火がついて、木小屋が全焼してトラックも全焼して材料と道具が全部燃えちゃったよ。隣接の自宅は助かったみたいだけど、火種はないし放火の可能性もないから漏電じゃないかって。」
「それって、よくある話だけど真夜中でも電源が入るものが怪しい。一番は冷蔵庫。冷蔵庫はサーモスタットで入り切りするけど、古くなってモーターが回らないとコイルご高温になって、そこに燃えやすいものがあると一気に燃えてしまうから。」
「なるほど、それじゃウチの冷蔵庫も危ないから場所を変えなきゃ。」
皆さんも気をつけてください。


数週間後、被害に遭われたA君が来店されました。
顔を見た瞬間に声を掛けさせて頂きました。
「先日は大変でしたね。」
「何で知ってる。」
「片付けを手伝ったM君に聞いたから。」
「そうか・・・。全部燃えちゃった。」
必要な道具を買いに来たことは当然であるが、実は出火直前にレーザーとマルノコの修理を持ち帰られたところでした。
2台とも使わずして灰になった模様。
とりあえず、必要最低限を購入して頂き、人の不幸で便乗商売するのは罰(ばち)が当たるので、
「本日は火事見舞い値引きで5,000円値引きさせていただきます。」
「マジで?また来るわ。」
再来店して頂くことが目的ではないが、素直に感謝させていただきます。