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本日機械の引き上げ日

一昨日ある大工さんの作業場に伺うと、

「この焼却炉どこかもらってくれるところがないか?」
と、聞かれました。
いつも使わずして放置されている焼却炉があるのは知っていましたが、
置いてあるだけでも、かなりの場所をとっているので使わないなら処分すべきでしょう。
とても合法(燃焼床面積0.5平方m未満且つ1時間当たり燃焼能力50kg未満)とは思えない大きさ。
合法ではないとすると、大きな工場でダイオキシン検査をしても採算が合うようなところでないと導入できそうもない。
それ以前に、この焼却炉を購入した本人はすでに他界されて購入元もメーカーさえも誰も知らない。
どこのメーカーのものか?分からないと売りたくてもなかなか売れない。
タダと言っても、搬出に手間代も掛かるし、運搬費から設置費も掛かる。
金属回収へリサイクルする場合でも、中に入っている鉄部よりも重い耐火セメントを斫って出さないといけない。


とにかく、どこか品番やメーカー名の書いてある銘板を探す。
すると、配電盤の中に説明書発見!
「こんなのあるなんて知らなかった。」
ここの後継者もビックリしていました。
持ち帰って、さっそく製造元に電話。
しかし、電話が切られていた。FAXも同様である。
ホームページも当たったが過去にあったような跡を見つけたが現在閉鎖されている。
しかし、電話番号が違うので、そちらに電話を掛ける。こちらは呼び出すが出ない。
念のため、FAXを入れておく。
住所が近い別の焼却炉のメーカーの電話してみる。
営業はいなかったが事務員さんは、このメーカーの存在を知っていた。どうも付き合いがあるようである。ラッキー!
折り返し営業から電話をいただくことに。
1時間後この営業から電話が
「その焼却炉のメーカーさんは息子さんに代が代わって、今は工場の築炉工事専門なので、電話はなかなか出ないです。一応連絡入れておきます。」
との連絡をいただきました。
翌日、携帯に築炉工事専門に変わった息子さんから電話が
「FAXでご連絡いただいた大きさは設置面積が1800x1600で燃焼床面積が0.45平方mで燃焼量が28kg/時です。」
「えっ!それって合法じゃないですか。」
「そうですよ。」
「了解しました。ありがとうございます。」
合法なら申請なしで使えるので設置場所さえあれば問題ない。
該当しそうなところを当たる。
1件目、親方は入れる気満々だったが、息子さんが却下。
現在2件目アタック中。


そんな中、本日9日の記事で紹介した直角二面カンナと自動溝突の引き取りに行く。

まだ脚の状態が思わしくないが無理をしない程度に行ってきます!