先日のらく枠ライトの記事でtetsu_9thさまからこんな質問がありました。
教えてください。m(_ _)mフィニッシュで打ち抜けますか？写真の上側に写っている金物は厚くて打ち抜けないと思います。それと全体にサイズが小さく、付属ビスも短いので使いにくいんです。
なのでいつも「枠わく」を使っていますが、それに代われるもっと良いものがあれば、とも思っています。
薄いステンレス鋼板をフィニッシュで止める話は野縁止めで伺っております。
野縁止め金具はあまり普及していませんが、厚みが0.5mmのステンレス鋼板製で、小さな釘で止めるよりも
フィニッシュで止めたほうが片手でできるのでそこそこ使われていたようです。
実際に打ってみます。
ステンレス鋼板が少しひずみますが、天井の中なので問題なく、利き手でフィニッシュネイラを持つため
空いている手で金物を固定できます。
今回はらく枠ライトがどうか？検証します。
最初にtetsu_9thさまが使えないと言われた元祖らく枠で実験です。
写真では分かりにくいですがらく枠をフィニッシュが通過せず、釘はどこかに飛ばされました。
らく枠には凹み痕だけが残っています。
らく枠の厚みを測ると0.6mmと野縁止めよりも2割厚いことが致命傷のようでフィニッシュを通過しません。
今度はらく枠ライトで実験です。
まず厚みを測ると野縁止めと同じ0.5mmでした。
何とかイケそうな感じです。
それでは打ってみます。
ちゃんと入りました。
でも、鋼板のひずみは発生します。
フィニッシュの頭はめり込んでいるのでプラスターボードには干渉しないと思いますが、
少し離れた外周が少し出っ張るようです。
実際にプラスターボードを貼るところまでは実証していませんので、
どなたか、この続きを試してみてください。
