それでは先週の解答です。
コメント解答でほぼ正解と言っても良かったですが、流してしまって申し訳ございません。
展示会で、お土産代にもならないくらいしか買えなかった気持ちを持ったまま、受付に名札を戻しにきたところ、
出口で社長と取締役の3名がニコニコしながらお見送りでしたが、
長年、この時期の展示会を開催されているんですが、毎回問屋の展示会の中で一番つまらない展示会です。
内容は、どうあれ経営者の責任です。
その経営者の3名が目の前にいるんです。
この時、言わずに何時言えるか？
そこで、こう言いました。
「今日はおエラいさんが並んでおりますので遠慮なく言わせていただきます。本日の展示会は商品が甘い！（在り来たりものしかない）、価格も甘い！それとスタッフの指導が甘い！駐車場の指導の件はすでに言いましたが、展示会の会場内でビールを飲もうとしているスタッフがいれば、スマホで遊んでいるスタッフもいる。来年からはもう少し考えてほしい。」
まだ言い足りないことがたくさんありましたが、年配の方には無理がありますのでこの辺で終わりにしました。
それから4日後、この問屋の担当営業マンが定期出張に来店されました。
顔を見るなり、深々と頭を下げ
「先日はありがとうございました。」
「それは展示会に行ったことか？」
「違います。社長に言っていただいたことです。」
「とにかく、お宅の展示会はマンネリ化している。しかし良い販売店に恵まれていて、ほとんどお宅のメインに仕入れていて、価格も厳しくなく、仕入れ額も極端に高額だと価格が厳しいが適度な金額適度な利益率を頂ける販売店が揃っているが、それは会場内の雰囲気で分かる（各ブースであまり価格交渉もせず、これを3個、あれを6個なんて感じで購入している）が、このような販売店は、だんだん売り上げが下がる先のない販売店だ。今のお宅の会社があるのは経営者が努力の賜物だが、先のない経営者が先のない取引先がメインでは先が思いやられる。だから、自分が悪者になって、クレームを付けさせていただいた。」「実は、月曜日に社長室に呼ばれて・・・。」
「それってこの件？」
「そうです。よく言ってくださいました。」
「それじゃあ、普段思っていることを代弁したってこと？」
「そのとおりです。」
この会社も一歩踏み出せたようかな？
展示会での高額お買い上げの見返りが中日劇場の芝居と言うのも若い人に嫌がられる一つです。
来年は少しは変わるかな？
明日も問題です。
