一昨日、三相のコンプレッサーの修理に伺いました。
症状は３点セットのオイラー交換と三相１馬力コンプレッサーの水が抜けないということでした。
現場は建具屋さんの作業場で組付機（ガラス建具を気持ちよくハメる機械）の裏に置いてあるコンプレッサーですが
スペースは人がやっと入れる程度。
この場合詰まるところはドレンコックの付け根かタンク溶接部のパイプの入り口。
まずはドレンコックを外しますが、その奥には何も詰まっていません。
穴の中を覗くのは（趣味ではありませんが）ほとんど不可能ですが覗いたところで穴の上は見えない。
幸い溶接パイプ部の下にメクラネジがあったので、外してみる。
そこからインパクトドライバに鉄工ドリルを付けて穴を開けると開通した！（○○膜を破ったように気分）
どうやら、その部分が詰まっていたようである。
でもそれほど水が出てこない？
そんなに入っていなかったのか？
お客様の話では、この仕事に就いてから、一度も水を抜いた話は聞いていないし
以前別の機械屋に聞いたら、タンクの中は半分以上水が入っていると言っていたとのこと。
念のためコンプレッサーの下に２リットルくらいは入るトレーを置いて、コンプレッサーを揺すってみる。
すると泥のような錆びたような水が出てくる。（迂闊にも今朝のウ○コを思い出してしまった。）
トレーに８分目くらい溜まったので窓から出そうとするが、狭いし、ブレスが邪魔するし・・・。
それでもお客様の手をお借りして何とか窓から出す。
さらに続けるがだんだん錆びた泥の出が良くなる。
２杯・３杯・４杯・・・いっこうに無くならない。
１０リットルのバケツに２杯くらい入れたところでようやくブーブブブブッ！（また今朝の件を思い出してしまった。）
結局３０リットルのタンクの中に半分くらいは泥が入っていて、残りのスペースの半分は水が入っていたようである。
元に戻して試運転すると、満タンまでの時間が異様に長くなった。
タンクのスペースがなかった証拠である。
終了後、体中にまとわりついた埃をエアダスタで吹き飛ばそうとすると
出てくるエアはほとんど霧吹き。埃が飛ぶけど服がびしょびしょになる。（水も滴る良い男状態）
オイラーも交換するけど反対側のエアクリーナーもダメだったので、改めて部品手配してまた伺います！
くれぐれもコンプレッサーの水はマメにヌイてくださ〜い。
