PVアクセスランキング にほんブログ村

スライドマルノコの現場修理

廃業寸前の大工さんからスライドマルノコの修理依頼がありました。
この大工さんのところまで車で40分くらいかかるところなので、この大工さんは当店に一度も来店されたことはありません。
たまにコメントを頂いているsugattiさまの家の近所です。
そう言えばsugattiさまの社長様時々当店に買い物に見えています。
改めて、お世話になっております。


現場が遠いので、あくまでもそちらの方面に行った時に立ち寄ります。
現場に着くと大工さんは岐阜に行かれたようなので、勝手にお邪魔します。
これが修理品。

マキタの一番大きいスライドのようです。
電源を入れると全く起動しません。
確かカーボンが悪いと言っていましたので、カーボンブラシを見ると、
片側がきついけど抜けました。この時点でこのカーボンブラシに部分には難アリとなります。
反対側を見ると・・・
カーボンブラシの金具がなく、中に墨の部分だけが残っていました。
この場合は残ったカーボンブラシの墨を叩き割って新品を入れます。
抜けたものがこちら。


このまま新品のカーボンブラシは当然きつくて入りません。
簡単な方法はカーボンブラシの側面を微妙に削れば使えますが、
次回、カーボン交換される時も、きつくて入らないので、
カーボンはそのままで真鍮部分の入れ物(ブラシホルダ)をヤスリで削って新品のカーボンブラシを入れます。
試運転!
ウイ〜〜〜〜〜ン!
OK!
大工さんに電話をすると「奥の卓上マルノコも同じ症状」と言われるので確認。
とりあえず異常はないが地面が土なので、湿気が上がってカーボンブラシにはよろしくない。
普段は棚の上に上げておくか、毛布でも被せて湿気対策をお願いした。
そう言えば、ここはあの塩サバのところだった。
それではまた。