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続・ある閲覧者の方からの投稿

先日、記事を頂いた方から、二つ目の記事を頂きました。
この件も皆様にご紹介をしたいので、UPさせていただきます。
以下、頂いた文面通りです。

ダスターがエアホースに付属していれば便利です。その望みを叶える商品はマッハから販売されていますがネジ山が1/4であり、マキタなどのネジ山が3/8のホースには取り付けできません。

しかし、実際には簡単な方法で取り付けることができます。

今回もトシカネ様の御厚意に甘えて、マッハ の「高圧用ダスターソケット」を、マキタなどのメーカーのエアホースに取り付ける方法を紹介します。

余談ですが、マッハの高圧用ダスターソケットは、ネットショップで現物とは違う写真が使われる場合が見かけられます。実際に購入した現物は以下の通りです。

このダスターを取り付けてみたのはマキタの「高圧スリックホース」だけですが、取り付けられるエアホースは他にもあるはずです。

・マキタ 高圧スリックホース(高圧タフリールと同じ)

・マッハ 高圧用ダスターソケット
22HPSB (1/4逆ネジ)

両社のホースのネジ山が違うことを確認するために、マキタのカプラを分解してみます。(※これは参考のためであり、実際の取り付け作業には不要な過程です)


この二つはネジ山が違いますが、実は回転部分の規格が同じなのです。そこで回転部分を分解するために、「1/16インチの六角レンチ」を使ってイモネジを外します。これは順ネジです。


イモネジを外した部分から、中に入っているスチールボールを取り出します。数は12個です。非常に無くし易いので注意して下さい。

両方とも分解して並べると、ネジ山は違っても回転部分は同じ規格で作られていることが判ります。

次に両方のカプラ部分を入れ換えた上でスチールボールとイモネジを戻します。その際にイモネジに「緩み止め」を塗ることを忘れないで下さい。また、締め過ぎると回転しなくなるので、面一(つらいち)で締めるのを止めます。

これで交換作業は完了であり、ダスター付きカプラとして普通に使用できます。

しかし、マッハの「ワンタッチカプラ」よりもマキタの「新安全カプラ」の方を好む人も多いでしょう。実はこちらも交換できるので、「左ネジ」であることに注意して分解します。中にバネが入っているのでゆっくり外しましょう。

分解してみると、こちらも回転部分と同じく共通の規格であることが判ります。あとはシールテープを巻くか緩み止めを塗るかして元に戻すだけです。

これでマキタのスリックホースにダスターが付きました。マッハのカプラにはダスターが無くなりましたが、普通の交換用のカプラとして使用できます。

最後に標準のスリックホースとダスター取り付け後のスリックホースの比較写真を掲載します。

全長にして約1cm長くなりました。使い勝手はガンタイプのダスターには及びませんが、たった1cm長くなるだけでダスターが常に手元にあって探す必要が無くなるのですから、この改造は「有り」と言っても良いでしょう。