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久し振りの納品

昨日は予定通り直角二面鉋盤の納品であった。
もちろん新品ではないが整備済みの幅400mmで縦軸は180mmある。
木工機械の整備済みとは、中古品を解体して、ベアリング・Vベルトは新品にして
定盤は再フライス研磨し、全塗装および全調整をしたものである。
見た目は新品と変わらないが、電気系だけは使用上問題なければ何もしない。
納品後即故障した場合を除き、電気系だけは保証がない。
この日は現地に午前9時の予定であったので、15分くらい前に入る。
一番乗りであった。
導入前はこんな状態であった。

移動する超仕上と撤去する直角二面の電源を外して、電気容量を確認するとどうしても電気工事が必要になる。
今頃こんなことをしているのは、遅すぎるが、実はこのお客様は今まで何も納めたことがない。
過去に修理が4回あっただけの取引履歴である。
そのため、作業場の細かい状況を把握していない。
電気屋さんに手配をお願すべく工場長に電話するとお客様との打ち合わせが長引いたがすぐに向かうとのこと。
遅れて直角二面を載せた業者のユニックがやってくる。
すぐに直角二面を解体し、退避。
そこに工場長が見えたので、電気工事の依頼をする。
すぐに電気工事屋さんがみえる。
必要な状況をお願するが、必要な部材がないようなので、後日実行していただくことに。
今まで集塵機を使っていなかったが、今回の直角二面は集塵機がないと使えないので、集塵機も中古でセッティング。
旧直角二面は置き場が悪かったために通し柱が削れなかったので、位置を変更。
一日掛かると思っていたが、12時半ごろ終了。出来上がりがこんな感じ。

写真は了解を取っていないだけでなく、取っている時間などなかったので、ご了承願います。
直角二面は仮に使えるように仮設状態にして、電気工事屋さんが工事を行ってから直すことに。
店に帰ってしばらくしてから工場長から電話が
「超仕上が動かないけど。」
しまった!超仕上の仮配線を忘れていた。
「すみません。超仕上は何時使います?」
「今週は使いません。」
「だったら、電気屋さんが来たら、すぐに使えるようにします。緊急で必要な時は即対応しますので、ご一報願います。」
あまり慌てると良いことがありません。
これを教訓として、次回に挑みます。


5332C分解図