最初にお断りしておきますが、本日の記事はメーカー名を挙げられませんのでご容赦願います。
分かりにくい部分があるとはございますが、ご了承願います。
一昨日、来店された大工さんが
「かなり前に買ったマルノコの定規だけど一番奥まで入れるとネジがうまく締まらなくて動いちゃう。」
そう言われたので、在庫を確認するとなんとビックリ！
当店の在庫がすべて曲がり付近が薄い。触って分かるくらい。
ノギスで測ると、他の部分は約３ｍｍ強であるが、曲がり付近は2.9ｍｍ弱しかない。
190ｍｍのマルノコなら1ｃｍで切るとずれるくらいの位置である。
考えられることは曲げた時にバーを伸ばしてしまう製造方法に問題があるようだ。
すぐにメーカーに報告。
「マルノコ定規の曲がり付近のバーが薄い！」
しかし、窓口は何を説明しても理解ができない。
商品に問題があることだけを認識したようなので、改めて専任の者から電話が
再度「マルノコ定規の曲がり付近のバーが薄い！在庫を見たら分かります！」
また一から説明するがうまく理解しきれないようなので、明日来店するとのこと。
そして昨日来店された。
商品を見せて薄い部分をつまんで頂くと、ようやく意味が理解できたようである。
すぐに原因と対策を進めていただくことになりますが、せっかく来ていただいたので、
平行定規の微調整機能の必要性を理解していただき、
ラック式とテーパースライド式の可能性について理解を頂きました。
今後どうなるかは分かりませんが自ら作図していただきましたので
十分な理解はしていただけたものと思っております。
本日のメーカーさんには長い目で今後の期待をしましょう。
