昨日は、特に仕事の予定がなかったので、先日引き取ってきた手押鉋を整備した。
2階から降ろしてダスタの集中攻撃を浴びせる。
軟弱な木埃は簡単にぶっとばされる。
しかし、頑固なヤツはちょっとやそっとの攻撃では揺らぐことはない。
そんなヤツは水攻めにする。
超仕上のヤニ落としを吹きつけると油ごと溶け落ちる。
それを布で拭けば、塗装さえ傷んでいなければ新品同様に戻る。
外観はあくまでも見た目だけの問題。
手押で一番大切なのは定盤。
微妙にところどころ木ヤニが付いて、そこに木埃が堆積している。
ペーパー(林家ではありません)は厳禁である。
元々手押しの表面はフライスが掛けてある。
フライスの目が残っているうちは表面が微妙に凸凹になっているので、
平らなものを削った時に空気の抜け場があるので、真空にならず、材料の滑りが良い。
当ブログのネタは、良く滑るが、これは褒められたものではないらしい。
ペーパーを掛けるとフライスの目がなくなってしまうので、ヤニ取りとヘラで錆びとゴミをひたすら取る。
綺麗になったら、水拭きして、ダスタですぐに乾かして、最近流行りのフッ素コートを掛ける。
刃物は研磨済みに交換して、ベルトをベアリングをチェック。今回は異常なし!
今回の機種は日立の手押だが、製造元は飯田工業製。
部品補給は日立では打ちきられているが、飯田で入手可能なので、今後の修理には問題なし。
一つだけ問題があった。安全カバーが割れていた。
飯田工業の純正部品は異様に高いので、今回は補修する。
昨日の首切鑿に使おうと思ったけどボツになった6mmのフラットバーを使う。
こちらが表
これで査定が上がったかな?
追伸
今日からまた下の娘を連れてカミサンに逃げられた。
行先は福島県。カミサンの母親の実家でもあるが、目的は入学説明を受けに行くらしい。
先月まで”子はカスガイ”だったが、来月から”子は会津”になるようである。
今度は