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ミスは続く

首切鑿の件は一段落で、土曜日の朝は予定通りエアの論理回路の接続に向かいます。
行先は2x4の工場で機械はMAXのフレーミングマシン。

これは2x4の床に2x4材を並べて圧縮固定する装置で釘打ちは普通の釘打機で打ちます。
今回の依頼内容は故障ではない。
フレームを組んだ後、左に送材するときにローラーコンベアを上げると簡単に移動できるのであるが、
左右に昇降するスイッチがある。
上げる時は左右のスイッチのどちらでも上がるが、下げる時は両方とも下げる方にしないと下がらない。
釘打ちは両側から打つため昇降してから反対側に回ると、降ろすときにもう一度反対側に回らなければいけない。
そのため、どちら側からでも昇降できるように変更してほしいとの依頼である。
最初は階段の三路スイッチの応用でできないか?との依頼であったが、
電線とは勝手が違う。
この機械には電気が使われていない。
すべて、コンプレッサーで動いている。
どちらかのコックをひねるとメインバルブが開いてローラーコンベアの下にあるたくさんのシリンダがコンベアを上げる。
コックを両方戻すとメインバルブがコンプレッサー側とシリンダ側に繋がっているのを
コンプレッサー側を閉じてシリンダ側のエアを抜いている。
自分はエアの論理回路は無知なので、その道の筋の方に教えていただき、
必要な部材を分けていただいたものが昨日の画像のものになります。


さらに自分が理解できるように簡単な略図を書いて、接続を考える。


取りつける部分は機械中央下。

老眼鏡をかけて、取りつけようと思いインパクトドライバーのケースを開けると


本体が入っていない


仕方がないので事務所で拝借するお願いすると小奇麗なベテラン事務員さんと可愛いCADのオペレーターさんに
大笑いされてしまった。
とりあえず、所長からインパクトドライバーを借りて、テクスを締めようとするが
テクスがすぐに転んで、うまく締まらない。
鉄板が厚いのか?裏に手を回すと重量のチャンネルだった。厚みは6mmくらいある。
仕方がないので3.8mmの鉄工ドリルで穴を開ける。
それでもテクスがうまく締まらない?+ビットをよく見ると


なんと借りた+ビットがNo.1だった。


さて配管を変更するぞ!と、既設配管を外して、新たな接続を使用と思ったら


配管のネジが違っていた。


すぐ近くに、配管部材の店があるが、本日は土曜日でお休み。ジ・エンドである。
月曜日から仕事ができるように外した配管をすべて戻す。(めんどくさ〜い!)


来週、部品を頼んで出直しである。