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直せないスライドマルノコ

先日、平成27年4月製造のスライドマルノコの修理品が持ちこまれました。

症状は片側だけささくれるとのこと。
原因は、おおよその察しが付いています。
そのため確認します。
幅広材を置いて左手でしっかり固定して奥で押切。


その左手を離さず、今度は一番手前からスライド切りして最初の鋸道の戻ればOKですが、

結果は鋸道の半分以上ズレている。
これは、どういうことか?
調整不良ではない。
原因は刃物のラインとスライドポールのスライドラインが平行ではないということである。
ある程度使用してから起こる場合は衝撃や必要以上の荷重によるものであるが
今回は、新品からおかしかったようである。
幅の狭いものを切る分には、異常を感じないために、半年くらい気が付かないこともありうるが
マキタよりも精度に良い日立で起こっているから、最初から不良品の可能性が高い。
直すためにはフレームをすべて交換するくらいのことをしなければ治らない。
だったら新品と交換した方が安くつくと思うが、どうするか?
日立はまだ返事が来ない。