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昨日のパネルソー修理

昨日は午前にプレナがウ〜と唸って動かないとの依頼。
「モーターは手で回りますか?」
との質問に
「回ります。」
との回答から、原因は欠相運転にほぼ確定。
ブレーカーからプレナのスイッチまでの間で線が1本切れていると説明しても
「見に来てください。」
仕方なく現地に伺う。
ブレーカーOK、プレナまで1本だけ電気が来ていない。残るはコードのみである。
コードを辿ると、鉋屑に埋まった部分に中にビニルテープのつなぎ目発見。
依頼者もそれを見て、
「あっ!これがあったか。」
ビニルテープを剥すと1本見事に外れていた。


午後はパネルソーの修理が待っていたので、現地に伺う。
症状は、下の方で刃がブレて切り口に痕が残るとのこと。
順にチェック、
1.刃物は降り初めに本体が揺すれる(地震ではありません)
2.モーターが一番下に降りた時にドスンと音がする。
3.刃口手前側に鋸の痕がある。
4.モーターが一番上に戻った時、ドスンと音がする。
5.Vベルトが3本とも寿命。
対策
まず、Vベルトを買ってくる。
1は2本のチェンのうち1本が緩いのでテンショナを見ると張っているボルトが思いっ切り緩んでいる。
ちょうど良いくらい張っても、まだ揺すれるので、張りすぎくらいにしたら消えた。
2は下限リミットの位置が悪いと思ったらチェンが伸びたのが原因のようである。
今回は下限リミットを目一杯上げて、事なきを得た。
4も同様であった。
3も2の件が原因と思われる。ただそれ以外に材料押さえのスポンジゴムが欠落している。
職人さんに伺うと替えないといけないと思っていたらしいが、スポンジゴムの下地の合板まで逝かれている。
そこに先輩の大工さんがやってきて
「ベニヤじゃなくて無垢で下地作ってくるわ。」
下地が間に合ったら替えのスポンジをホームセンターで買ってくる。
戻ってくると下穴を開けてくれていたが、なかなか鉄骨下地の穴にビスが合わない。
仕方がないので、押さえのエアホースを取り払い、9尺ある押さえを外す。
パネルソーの修理は刃物の位置を移動しないと修理ができないので電源を入れたまま修理することが多い。
でも大工さんに手伝っていただいている時は怖いので、電源を落とす。
全部組み立てて、電源を入れると予期しないことが起きた。
フラッシュ定規(目地払いするときに芯材に当てる突起)が出ているのに押さえが下がって回転する刃物が降りてきた。
このまま降りてくると鉄製のフラッシュ定規をカットしてしまう。
慌てて停止ボタンを押しても止まらない。
しかし、使い慣れている大工さんが気が付いてすぐに止めてくれた。
どうもギリギリでセーフだったようである。
今回は定規がったからよかったが、これが腕たっだら…と思うと・・・。
試運転してOKを頂いた。
とにかくパネルソーはハシゴで3m上に登ったり下りたり。
それとマルノコの裏側に入るんですが入り口の幅が25cmしかない。
終わったらホコリ高き男と化していたが、店に帰ると足がパンパン。


さらに家に帰って風呂洗って風呂に入ろうとしたら妹から電話が、
要件は聞かなくても察しがついている。
半分は母親の介護であるが、半分はボヤキを聞いているだけ。
明日も頑張ります。
この日は写真を撮る暇もありませんでしたorz