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レーザー修理のミス

いつもうまくいくとは限りません。
今回は、失敗のお話です。


先日、現場に伺った時、
「ついでに、このタジマのレーザーちょっと傾いているけど簡単に直せない?」
見ると部品打ち切りでタジマに出しても修理不能で返ってくる初期のタジマレーザー縦横。
古くなってウエイトのバランスが悪くなったようなので、その場でバラして、ウエイトねじで調整しながら
「これくらいで良いですか?」
「もうちょっと上が右。」
「あまり合わすと水平も同じ向きに傾くので、支障ない程度で中を取ってください。」
と、水平と垂直を両方確認しながらOKを頂く。
元通り組み立てて、再度縦が問題ないことを確認して終了。
次の現場に移動するが、すぐに電話がある。
「さっき、直してもらったレーザー、水平が出ない。また今度直してください。」


日を改めて、現場に伺い、レーザーを預かる。
店に帰って、中を確認する。

コネクタが十分に挿入されていなかったために気持ちよくレーザーが出なかったと思ったら

水平ラインの電源コードが切れていた。
このコード髪の毛よりも細い線で写真に写すだけでも大変ですが何とか撮れました。
(この線は太くすると振り子の精度に影響するため可能な限り細くしてあります。)
前回は老眼鏡なしで行ったので、この線は全く見えません。
幸い半田付け付近で切れていましたので、電極に半田付けして終了。
これからは老眼鏡なしでレーザーの修理はしないことにします。(反省)