マキタ超仕上カンナLP360の修理依頼がありました。
依頼内容は
・送材ベルトのタイヤコードが飛び出てホイールに巻きついている。
・ベルトの表面がかなり割れているので、交換してほしい。
現地で確認します。
販売したのは18年くらい前だったと思います。
この機種は開発過程で色々と打診がありまして、色々な希望を取り入れていただき
純マキタの三相モーターモデルとしては最初で最後の機種になります。
製品化後、この機種をマキタフェアで説明させていただき、問題ないことを確認いただきましたが
すぐには、ご注文に至りませんでした。
その横で見ておられた当店よりも長くお付き合いされている販売店さんが
後日マキタの営業マンと同行販売に行ったようですが、電動工具担当営業マンは詳しくないので
何の説明もできません。
数か月後、当店の展示会で正式に注文を頂き、納品は2か月後の予定となっておりましたが
その間に、再度その販売店さんがマキタ営業マンと同行に伺って
「今、トシカネさんと超仕上を争っているんだ。」
と言われ、真実を知っているマキタの営業マンは
「すみません。それトシカネさんで注文いただいております。」
マキタの営業マン曰く
「その時、その販売店さんスッゴイ顔をしてました。」とのこと。
話は逸れましたが、写真の通り、ベルトの割れが予想以上にひどい。
ベルトの材質に問題があるか？
10歩下がって考えると、
あまりにも風通しが良いので、ゴムの劣化が早いと推定しました。
高額部品なので、部品代だけの工賃サービスで見積もり入れてOK頂きましたので
これから交換します。
