一昨日まで、べベルプレートの記事を書きました。
べベルプレートはベースの角度目盛りの裏に密着していて初めて精度が出ます。
しかし、最近のべベルプレートは切墨を見やすくするためのブロア穴を開けたり
鉄板を曲げて作る都合上強度の必要な部分に切込みを入れてしまったりして
精度が落ちていますが、使用者はそれを理解しづらいので、クレームを付けない。
メーカーもそのあたりを気にしていない。
だから一向に良くならない。
ピヨ三郎Zさまがコメントされていましたが、造作マルノコの場合、べベルプレートが
アルミ鋳造品のため破損することはあっても曲がることはほとんどない。
破損の場合は一目瞭然なので、故障にすぐに気が付くが鉄板がh168さまのマルノコのように
大きく曲がっても気が付かないことは非常に多くなっています。
そこで、簡単にできる方法で何かできることはないか?
ちょっと考えてみます。
過去に鉄板を溶接してみましたが、結構手間がかかるので、サービスではできません。
新品時
鉄板を載せて
加工後
とりあえずベベルプレートだけを取りつけてどんな感じか?チェックします。
結構グラグラしています。
この後、ごく簡単な方法で、このガタツキを止めることに成功しました。
さて問題です。
どんな方法を行ったのでしょうか?
解答・解説は、また来週。