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改めて座屈防止装置

MAXの新型4mmフロアタッカは
「詰まったことがない」
と、言われる方も見えますが、現に新型は詰まった時の処置を考えてバラしやすい先端に変えた。
ところが38mmまでの機種には座屈防止装置がない?
なぜか考えてみる。
確かに38mmの方が曲がりにくいが38mmでも詰まることがある。
ここで理由を探る。
現在、座屈防止装置があるのはMAXとマキタの高圧50mm機だけ。
現物を確認する。
マキタAT−450HA


MAX HA−50F1(D)


座屈防止装置は釘が入りづらい時に股が内股に曲がるのを防ぐため
股の間に板を入れて曲がらないようにする機構である。
どちらも32mmの釘を使った場合、座屈防止装置が浮き始めると釘がフロアに刺さり始めるため
32mm以下の釘では座屈防止装置の意味がない。

38mm以上の釘に対して始めて有効あることになる。
しかし、現実問題として、フロアに6mm入ったくらいで釘が曲がり始めるとは思えない。
38mmの釘が6mm入ったら座屈防止装置が開いてしまうので、根太の釘に当たるころには
座屈防止装置がないに等しい。
このことから38mm機に座屈防止装置を入れる意味がないということになる。
日立のフロア打ちで50mmの釘を使うとすぐに曲がることもうなずけるが、
座屈防止装置をもっと下に付けないと、本当の座屈防止装置にならないと思うのは私だけでしょうか?