PVアクセスランキング にほんブログ村

敗戦

昨年の初めにある木工機械の見積もりがありました。
そこは週に2回くらい出向くお客様の工場で、
見積もり依頼の目的が古くなってそろそろ買い替えないといけないからで
すぐに導入を考えているわけではありませんでした。


それが昨年の暮れに見積もりした同機種である既存の機械が不調になり
原因を順に探っていくとシーケンサーの不良と判明しました。
しかし、そのシーケンサーは発売時期が古すぎて、代替部品がなく
本体そのものを変えないといけないようであったため
至急見積もりを提出しました。
工場長は、その工場の責任者でありますが、経営者ではありません。
社長は関東の本社におられますので、こちらの実態はよくわかりません。


年を開けて、工場長が修理の問題で困るために地元の業者で購入したいと
社長にお願いしますが、社長は
中古の代替機を探したりして、いつも利用している関東の機械屋から
話をしようとされていました。
一昨日もその工場に伺った時、工場長は見えませんでしたが
担当の工員さんに少しお話ししましたが、実態はよくわかっていなかったようですが
「あまり利益がなければ、向こう(関東)の機械屋さんで買っていただいた方が、修理に呼ばれても修理代がいただけますから、その方が良いですね。」
と、話しておきましたが
昨日、工場長から電話があり
「今回は色々お手間をかけさせてしまいましたが、社長が地元(関東)の機械屋のつながりが強いから、あちらで利兼さんの提案したプランで購入すると決定しました。」
着信のあった時点で推測が付いておりましたが、
次回は、修理代を堂々といただけます。(白旗!)