先週の解答になります。
先週の問題はマルノコの補強したプレートを最初は新品に近い銀色だったのを
黒色に変更しました。
それはどうしてか？と言う問題でした。
どうして黒か？
明確な理由は不明ですが、
もともと油性系の塗料はシンナーを溶剤とした樹脂の組み合わせで調色しているらしいんですが、
合成樹脂の原色はそれほどたくさんあるわけではなく、色によって多少性質が違うようです。
また、相性の悪い合成樹脂同士を混ぜると化学反応を起こして全く異質の色になったりします。
今回は最初に銀色を使いましたが、店頭で飾っていると、すぐに一部が剥げました。
色が剥げては商品価値がありません。
そこで前々から気になっていた黒色のスプレー。
他の色では起きないことが黒だけ起こります。
それは、一度使ってしばらく放置したのち再使用すると、まともに噴射しない。
理由は噴き口で固まってしまい、後から出てくる塗料の妨害をしている。
そのため、まともに出ない黒のスプレー缶は噴き口を一度カッターナイフの先端で切り込みながら
固まった塗料をかき出して、すぐにはまともに出ないので、少し捨て噴きした後に使います。
今は、それも面倒なので黒のスプレー缶は使用後、発射口にドロッとついたものをティッシュで吹いて終了とします。
忘れると次の日はまっすぐに出ずに、予定外の方向に飛んでしまいますから。
と、言うことで話は、長くなりましたが、結論として「スプレー缶の中で黒色が一番塗膜が強いから」
と言うのが今回の正解です。
明日も問題です。
