それでは先週の解答になります。
先週の問題は
このタガネを父と私が何に使っていたのか?と言う問題でした。
正解は、まず父は銘打ちに使っていました。
父は決して手書きの文字が上手とは言えませんが、タガネの銘打ちは上手でした。
何とか自分もできないものかと実行してみましたが、字のうまい下手の問題以前に
思い通りにタガネが打てず、長い線を描いたつもりで短かったり浅かったり、
特に必要に迫られたわけでもないので、それ以来実行していません。
自分の使い道は修理で使います。
先日チェンノミのハンドルが折れてボルトの頭が飛んでしまい手がかりのない状態になっていました。
M5のネジなので2.5mm程度の穴をあけてエキストラクタを使うのが順当な手段ですが、
それよりも今回のタガネの方が早いので、こちらを使います。
タガネでマイナスを作ったりはしません。マイナスを作ると折れたネジが外周に広がって抜けにくくなります。
自分の方法は折れたネジの半径の中央よりやや外側をタガネの角で軽くたたいて傷をつけ
傷をつけたら緩める方向に叩きます。
すると少しづつ回って、
プライヤーで挟めるくらいまで抜ければ簡単に取れます。
折れたボルトは木ネジと違い効いていませんのでそれほど難しくありません。