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先週の解答(困った自動鉋の修理)

それでは先週の解答になります。


先週の問題は
「8寸のプレーナー(自動鉋)の音がおかしいので、早めに直して!」
と言う依頼でお邪魔した先で何が困ったか?でした。
現地に着いた時、依頼者は留守で奥様がおられました。
現地の状況は、このようでした。

修理アポを取ってお邪魔したのでどう見ても向かって右側の自動鉋の修理のようです。
しかし、8寸の自動鉋は胴縁に埋もれている左側。
もし、こちらが修理依頼品なら電話した時に一言あるべきですが、電話をしても出られません。
奥様に伺うと
「そりゃこっち(右側)でしょ。」
と言うことで右側の尺幅の自動鉋をチェックする。
特に音はおかしくない。
と言うことはまさかの左側?
左側は不良の可能性の高いベアリングを外すようなスペースはない。
でも、回してみる。
やっぱり微妙に音が悪い。
削った胴縁を勝手に移動すると問題があるので、この状態でやれるだけやってみる。

ベルトを外すと、モーター軸のベアリング不良のようである。
この機種はモーター軸を抜くときは右側のギヤカバーを外すことがセオリーだが、
胴縁で埋まって外せない。
無理やりモーター軸を左に抜こうとすると途中でギヤカバーが当たって、抜けない。
何か手段は?
ひょっとして・・・。
モーターハウジングのネジを1cmほど緩めて、モーターハウジングを斜めにしたら幸い気持ちよく抜けた。
あースッキリした。


よく聞く話であるが、
「大工さんが○月○日に工事に伺いますから部屋をきれいに片づけてください。」
とお願い&了承して、当日になると家具等が中身ごと片付いていないため
「半日は片づけ!」
なんて話を聞きますが、気持ちが分かります。


明日は、久しぶりになぞなぞをします。