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改めて45度同寸切断

以前、C8FCを同寸切断に改造した記事を書きました。
http://d.hatena.ne.jp/toshikane/20140606/1402003008
このブログやコメントで「45度同位置切断」と言っていますが、これは電動工具業界で使われている言葉ではありません。

日立がこの機能をつけたのは、
定寸切定規を付けたときに90度で切っても45度で切っても同じ長さにすることが
目的だったようです。
そのため、日立の営業側ではこの機能を知っている方はほとんどいません。


実は先日、スライドマルノコC8FSHの注文をされたんですが、同寸切断か?質問されたんですが
ほとんど売れていない機種なので、全く存ぜず、
この件を日立の担当ではまず無理なので、中部支店の営業に問い合わせました。
「C8FSHは軸傾斜90度で切って、材料を固定したまま、軸傾斜45度に切った時に材料の長さが変わりませんか?」
「意味は分かりますが、実際のことは分かりませんので、調べて連絡します。」
話しぶりから、すぐに返事が来そうにありませんので、今度は営業本部に同じ問い合わせをする。
すると
「その件は設計に聞かないと分かりませんので折り返し連絡します。」
1時間ほど後、営業本部から電話回答が
「ご指摘の件ですが、そのようには、なっていないようです。」
でも、どうも腑に落ちないので

を添付したFAXを担当に送って再確認を依頼する。
数日後、担当からようやく回答が来ました。
「中部支店はスライドの90度切りで奥と手前の押切の目違いと勘違いしていたようで、再確認したら、日立はC7FS以降のスライドマルノコは、すべて45度で切っても同位置になるようになっているそうです。」
とのこと。


対するマキタは、この件に対してかなり遅れを取っています。
日立が知らないのにマキタがパクなくても仕方がないでしょう。
ところが、少し前に聞いた情報では、マキタも45度同位置になっているとのこと。
本当かどうか?確認してみます。
続く