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展示会翌日&先週の解答

毎回展示会の翌日は前日の片づけから始まる。
機材を元の場所に置いて、伝票処理は番頭に任せているので、誰が何を購入されたかは、
翌日は不明のまま終わることが多い。
とにかく朝10時過ぎごろまでに片づけを終えて、午前中に急ぎの配達に行く。
最後にところにバンドソーの研磨を取り付けに行くと、刃のブレ止めをしているセリの付け根の
カシメ部分が取れているため、このままでは使えない。
その部分を外して溶接するために店に戻ろうとすると
今度は先日パネルソーの溶接したところが再度破損したため、そちらにも立ち寄る。
前回は一番下に行き過ぎ分銅が限界点に行きつきチェンが貼りすぎてチェンテンショナを引きちぎったが
今回は切断途中で起きた怪現象。
特に問題のありそうなところは見当たらない。
メーカーはすでに消滅した伴鉄工だが、先日元伴鉄工の営業で現在高齢でありながら
自営を行っている機械屋さんにあったため、その名刺の電話番号にかけるが出られない。
別の修理屋さんに問い合わせてもそんな症例は知らない。
とにかく前に進まないといけないので、お客様に事情を説明して破損部分を溶接しに持ち帰る。
ちなみにベアリングが重いので、それも交換することにする。
午後から2件分の溶接を済まし、再度現地に伺うが、さらに別件で固定定盤の修理依頼。
とりあえず一件目のバンドソーは無事終了。
問題の2件目のパネルソーはすべて組み立て試運転をすると音が悪い。
チェンもバタバタしている。
よ〜く見るとチェンが1周する間に1回チェンがバタつく。
さらによ〜〜〜く見るとスプロケットギヤの17ある歯の一つだけが曲がって
チェンを救い上げているため、バタついていることが判明。
純正部品は入手不能なので、同級生のチェン関連の卸をしているところに行く。
すると、部品は加工が必要なので納期が3〜4日かかるとのこと。
これで2件目はキリが付いていないが、とりあえず本日終了。


今度は3件目の固定定盤。
上下はするがデジタルがおかしい。
この場合エンコーダーしか考えられない。
エンコーダーを見ると回転軸のナットが思い切り緩んでいる。(私のオツムのネジと同じである)
締めなおしてもおかしい?動かすと緩むのか?
よ〜く見るとナットに下の平ワッシャーがエンコーダーの回転させる筒の外径より
平ワッシャーの内径の方が大きいため、ナットでエンコーダー本体をつぶしていた。
分解して使えるように試したが、どうも再起不能のようである。


メーカーに問い合わせると平ワッシャーのタイプは相当古い機種で今は内径の小さいスプリングワッシャなので
そのようなトラブルはないようであるが、
前回は、こんなことは聞いてないよ!
マキタや日立なら無償で何とかしてくれるが、今回のメーカーは言っても無駄なので
諦めて、当店の自腹で部品発注。
本日は無給だったと思わなければいけない。


長文になりましたが、先週の解答です。
先週の問題はこれからUPする部品は、どんな機械の部品でしょう?でした。


1番
これは日立のタッカN2504Aのピストンバンパです。


2番
これは日立NV65AJのヘッドバルブ


3番
これは日立ビス打機のピストンの外側で回転運動をビットに伝えている部品(名は忘れました)


以上!