先週は展示会のため変則のプチクイズとして出題しましたが
意外に難しかったようなので、解答解説いたします。
キャスターの車輪と言えばゴム車が一般ですが、
ゴム車はスムーズに動くイメージがありますが、
ゴム車の場合、多少の不陸や砂粒を踏んでも静かに動くことがスムーズであって
走りやすいわけではありません。
今回の兼用機のように600㎏くらいのものに付けると1個当たり200㎏くらいの荷重が掛かります。
ゴム車は一輪車のノーパン(ここで食いつかないでください)タイヤと同様、
荷重が掛かると潰れて接地面積が大きくなるため移動抵抗が大きくなります。
さらに自在のタイヤが進行方向が変わるたびに向きを変えますが
この時は直進するよりも数倍の抵抗が掛かります。
そのためにも潰れず外周の接地面の小さな鋳物車が重量の重いものに合っています。
ただし、地面を削りやすい欠点がありますので、このあたりのご理解が必要です。
地面対策として潰れにくいゴムのウレタン車がありますが
全く潰れないわけではないので鋳物ほど軽くなく、また寿命に難があります。
もう少し軽く動くナイロン車があります。
これなら鋳物車並みに動きますが、割れやすいので注意が必要です。
明日も問題です。
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