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走った200km

昨日は先日の木工機械の残りの納品でした。
先週に引き続きの雨天のため、朝一で手押鉋と傾斜盤を積み込んで
シートをくるくるまきにして海を渡って知多半島まで。
一度降ろして、そのまま残りの超仕上鉋の置いてある岐阜県まで
知多自動車道・名古屋高速を乗り継いでとんぼ返りし
再び知多半島で降ろして、集塵配管のお仕事も頂き、
それと別にたくさんご注文を頂き、感謝感謝でございます。
注文を頂くことは、それに伴う責任も負うことになります。
一般の金物屋さんが利益がそれほどないのにマキタ・日立・MAXの商品を売りたがるのは
売上に伴う責任を負わないようにも見えて仕方がありません。
これは間違った偏見であることを祈っております。
いくらメーカーが責任を取ると言っても、販売したのは販売店
責任は転嫁できても負うのは販売店
このあたりを消費者も流通業者もメーカーも認識してほしい。
逆に自分の作った商品や中古品は責任を転嫁できない。
責任を負えない商品なら売らないのも手段であるが
それでも売らなければいけない時は
責任を負える状態で販売するか
責任を負えないことを消費者にご理解いただいた上で購入していただくか
そのあたりを明確にしなければいいけない。
不明確な場合は、買い手の「普通」で行動しなければいけない。
とにかく、一件の納品で走った距離は過去最高だと思われる約200km。
その間に、シンクスの固定定盤自動鉋が使えなくなったとの電話が入る。
状態からシーケンサーの不良臭い。
この部品は組み込んでから端末でデータ入力するために販売店には修理をさせない。
そのために修理代が30万円くらいかかる。
それでも、販売したものの責任。
納品後、現地に走る。
蓋を開けてシーケンサーを確認すると、やはりシーケンサー不良臭い。
端末がないと正確な判断ができないので、あとはメーカーに託す。
売店としては、最悪のことにならないことを祈るだけ。


そう言えば昔、高額修理があると喜んでいた販売店がいた。
「ふざけるな!」
と怒鳴りたかったが、親子ほど年が離れている大先輩なので、何も言えなかった。
盗難も同様であるが、お客様の心の痛みを理解してほしい。