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電気カンナ10mコード仕様

ブログの閲覧者と思われる方から日立の電気カンナの10mコード仕様を注文された。
このクラスの電気カンナが大昔から各社2.5mと相場が決まっている。
先日のh168さまのブログでも書かれていましたが
大工さんが使うには2間の素材を削るのに2.5mのコードでは話にならない。
延長コードを繋げば継ぎ目が引っかかり途中で抜けるか電気カンナが傾いて素材に痕が付く。
82mmの電気カンナを使っている業種は圧倒的に大工さんが多いはずですが
なぜかメーカーは建具屋さんの使う道具と言う認識が高く、そのためにコードを2.5mのままにしているらしい。
ボード用の集塵マルノコでもそうであったが、ほとんどの大工さんがボードをマルノコで切るようになったころ
マキタの本部側ではサイディング屋さんの道具と言う認識が高く
紙が詰まりやすいサイディングチップソーを付属して
紙が詰まりやすいコードインホースを作って
集塵機も石膏ボード対応機が出るまでかなり時間がかかった。
営業サイドは大工さんのウエイトが大きいことを知っていて本部に連絡していたようであるが
本部には聞く耳がなかったようである。


話は逸れてしまいましたが、純正コードはド高いし市販に10mの取り替えコードはないような気がするので
今回は0.75sqの延長コードのソケットをカットして使う。
普通の10m延長コードは1.25sqなので重くて固い。
軟らかいコードを好まれる方が多いが、本来銅線は太いと固くなります。
(どこかで「俺のは細くて柔らかい!」と聞こえてきます。)
ですから、導線の太さは必要最低限にする必要があります。
と言うことで0.75sqを使います。