MAXのビス打ち機の修理品が持ち込まれました。
症状を伺うと
「打てない。調子が悪い。ビスがうまく送れていないのか、空打ちが多くて困っている。どこが悪いんだ?この辺がおかしいような・・・。」
と、ビス打ち機が早打ちできない代わりにマシンガントークが続くので持ち主は修理の必要無いようである。
冗談はさておき、本体の状態を確認するとフィーダー(ビスを送る部分)が不安定にブレる。
フィーダーの付け根を見ると、2か所のビス穴で破損していた。
こんなことは、初めてであるが、すぐに部品を手配する。
数日後、入荷した部品に交換する。
ただ、一つ気になることがある。
このフィーダーハウジングは異様に軽い。
プラスチック製ではないかと思うほどである。
念のため、水の中に入れると沈むので比重は1以上。
テスターで導通を計ると0Ωなので、正体はマグネシウム合金と推測される。
今後は、このような修理が多発しそうな予感がするが、自分の仕事は直すのみ。
また折れるかな?