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日立超仕上鉋修理

この日は午前中に予定が入っていなかったので、ステン羽根定規でも作ろうかと思ったら
車で1時間くらい離れたところから緊急で修理依頼が
用意しかけたものを片づけて午前中に戻るつもりで向かいます。
本日の獲物はこちら

日立のPF120F
症状上昇も下降も極度に動かない模様。
実際に自動昇降スイッチを押すと動かないか、わずかに動く程度。
長時間スイッチを押しっぱなしにすると昇降モーターが焼けるのでほどほどにしてどこが悪いか推理する。
可能性として
1.モーターが焼けている。(この場合は昇降モーターを手で回すと軽く回る)
2.昇降レールの錆やゴミ(これは長い木材で送り機を持ち上げたとき簡単にレールが動くはず)
どちらも異常がなさそうなので消去法で
3.昇降のフィードスクリューの噛みつき
この場合は手で回すと重いので回してみると重いと言うよりも動かない。
これで原因判明。
裏蓋を開けて

フィードスクリューを見ると

ネジの谷部分に埃と油でコテコテになったものがこびりついており
これを取らないことにはにっちもさっちもいかない。
とりあえず見える部分の谷間を綺麗に掃除して
さらに上に上げてメネジに入っていた部分も除去し、グリスを入れたら直りました。
一緒にいた職人さんが
「ベルトはまだ大丈夫か?」
見ると、確かに劣化しているが、それよりも材圧感知するローラーが破損寸前なので
先にこちらを交換しないといけない。
もう一度遠くまで走りたくないな〜と思いつつ棟梁に事情を話すと
「その部品交換して。」
帰路にちょっと横着しようと材圧感知ローラーを
その近所の日立工機販売の修理のできる営業にお願いしようと思ったら棟梁から電話が
「今、職人さんから電話があって工具箱忘れたみたいだよ。」
結局もう一度行くハメになりました。



これが劣化したローラー。
新品のローラーに交換して

今度は忘れずに工具箱を積んだつもりですが数百m走ったところで積んだ自信がなくなって
車を止めて確認してしまいました。
これって”あるある”でしょうか?