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部品補給中止でも

日立の7型レーザー付スライドマルノコC7FSHの修理依頼でした。
症状はレーザーが出ない。
この機種は100VのON/OFFさせるスイッチの後の電源を利用して直流6Vに変えレーザーを点灯させている。
そのためライトスイッチでレーザーとライトの両方を点灯させている。
今回はライトは点くがレーザーは付かない。
と言うことは原因は二つ。
電源ユニットの不良かレーザーユニットに不良になる。
見分ける方法は電源ユニットの後の電圧を調べればよい。

6Vの電圧があればレーザーユニット不良で

電圧がなければ電源ユニットの不良。
確認すると電源ユニットに不良でまず間違いない。
ところがこの電源ユニットはすでに部品補給中止。
新型の電源ユニットは大きさが合わないので、露出させる外付けなら修理可能であるがと、
その場でお客様に事情を話すと、修理をしない方向で少し返事を待ってほしいとのこと。


数日後、電話で先日の修理は露出で直してほしいとのこと。
すぐに部品と発注。


翌日、部品が入荷。
面倒な修理であるが、請けた以上は責任を果たす。
故障した電源ユニットを外して

新型の電源ユニットに変える。
コネクタが全く違うので新しい電源ユニットに両側とも古いコネクタを移植する。

元通りに組み立てて電源を入れる。緊張の一瞬。

予定通り点灯しました。(点かなければ冷や汗ものですが。)
露出なので、こんな感じです。