昨日も母親のところに行って昼食を食べさせてきました。
この日は車いすに座ったままほぼ睡眠状態。
叩いても揺すっても起きません。
時より目が覚めても瞼は閉じたまま。
意味不明なことを言ったかと思えば、すぐに思考停止。
でも食欲だけはあるようで口に入れれば何でも食します。
ただ、眠っているのでうつむいたまま。
下から上向きに箸で食べさせるのは腰に悪い。
腰に悪いと言えば、先週具合が思わしくなくないので、久しぶりにMRIを撮ってきました。
結果は椎間板の具合が良くないようですが、老化現象らしいので、もう少し時間が欲しいとのこと。
それでは、先週の解答です。
先週の問題は2個組み合わせた鋼製束のクレームでした。
組んだものを再現します。
この画像の中に正解があります。
中央を拡大すると
ナットを締めたのはお客様ですが、これは想定外でした。
二つの左ネジを動かないようにしてしまったために、融通の利くネジが右ネジのみ。
そのため、中央部を回すと回した部分が上に行ったり下に行ったりするだけで
長さが伸び縮みしません。
お客様は電話で
「使えんじゃん!」
と一言。
中折れ防止と言うことは言われませんでしたが、
「後で締めると面倒だから。」
と言う理由で中央を固定してしまったそうです。
もちろん、中央を緩めて上か下のターンバックルのみ回してくださいとのことで無事使えたはずです。
未だに右ネジと左ネジを組み合わせないとターンバックルが使えないことを理解しない方がおられます。
例えば鴨居を柱間で寄せる時に鴨居木口上の柱に昭和ボルトを締めこんで
連結する長ナットで寄せられると思って買いに来られる方が見えます。
「片方を左ネジにしないと寄りませんよ!」(否定することは芳しくありませんが)
「何でだ!」(予定通りのお叱りです)
このあたりのご理解を宜しくお願い申し上げます。
逆に長ナットで連結した後、昭和ボルトだけを締めこむと柱が寄りますが、意味が分かりますか?