PVアクセスランキング にほんブログ村

資源を大切に

折れた2mmの鉄工ドリル。


勿体ないから使えるように研ぐ。
鉄工ドリルは本来根元で折れにくいように芯厚(中心の厚み)がは先ほど薄い。
そのため短くなると芯厚が厚いので、シンニング(中心の鑿先部分を狭くする加工)が必要になるが


さすがに2mmの鉄工ドリルは条件がキツイので今回はパスする。
(条件1:頭がクラクラするくらいの老眼鏡が必要。条件2:グラインダーの角が鋭利なこと)
鉄工ドリルで使えるようにする最低限の条件は
刃先角が118度だとか中心が合っているだとか言われますが、もっと大切なことは
「刃先が一番高いこと」
鉄工ドリルを回転させて研ぐと刃先と刃元の高さが同じになってしまうので木なら多少は開くが鉄は開かない。
刃元から研ぐ方もみえますが、自分は刃先から砥石に当てて、刃元を余分に削る感じで研いでいます。
ただ、あまり公開されていませんが、今回のような細い鉄工ドリルは特にグラインダーの研ぎ面を均一に使うこと。
鉋や鑿を研ぐ砥石同様均一に使わないと場が悪くなって良い刃が付きませんし砥石も有効に使えません。


砥石に当てる面は均一に使いましょう。
研いだところですが
老眼なのでスマホの写ったものがボケていても分かりません。