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軽々しく言ってはいけない「高い!」

分かっている方は軽々しく言いませんが
どこの業界にも見積もりを出すと
「高い!」「もっと安くしろ!」
などと言われる方が見えます。
言われた以上は受けて側は無視はできません。
でも、まともに受けてもいけません。
見積もった金額が値引きしろをみているならともかく
良心的な金額でしたら相手側の希望額と違っているわけですから
少し考えてから「期待に沿えず申し訳ございません。」と、でも答えても良いと思います。
本業である以上、自分の手間代は丸儲けと言えば間違いではないですが
技術の安売りや血と汗と涙の結晶をおろそかにすることは良いことではないと思います。
もちろんその物件にかかる経費は計上するでしょうが
経費にはその場その場に掛かる現場経費の他に
仕事をしなくても掛かる固定経費があります。
見積条件よりも原価を抑える条件が付いた上での値引きの範囲で処理したいものです。


ただ、軽々しく言われる方に多い傾向として無意識に言われる方や値引きさせる目的で
「高い!」
と言われる方がみられます。
正直、言われた側は分かっていても”ドキッ”とします。
依頼を受けた見積もりで「高い!」と言われたときはそのつもりで身構えて
見積を頂いた時は、その逆の立場になるから根拠があるときは
「〇〇だからもう少し何とかならないでしょうか?」
などと、相手への思いやりも欲しいと思います。