NV65HMCの修理である。
症状はヘッドからエア漏れ。
試し打ちをすると使えない状態ではない。
微妙な原因と予測しながらヘッドを分解する。
するとヘッドバルブが痙攣しているのか？ハマったまま出てこない。
こういう時は強引に引き抜く。
ウ〜〜〜〜〜ン！
ヌケた。
しかし、状態は酷い。
Oリングは切れているし8本のスプリングは折れていたり縮こまったりして気持ちよく仕事ができる状態ではない。
ヘッドバルブにスプリングが食い込んで全部そっくり交換しないといけない状態。
さらにヘッドバルブ外周の触れる部分に傷があるためヘッドも交換しないといけない。
今回の原因はスプリングがアルミと水と鉄で電食しているが、冷静に考えると錆が原因でもある。
以前、釘打機にオイルを入れる理由として「錆止めではない」と言っていたが、これは取り消さなければいけない。
オイルは部品の摩耗を軽減することが本命であるが、錆止めにも一役買っていた。
悪い部品を取り寄せて組み立て後、試打。
異常なし！
