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昨日の難題

かなり前に「世界一安いプレカット」の記事を書きましたが、
その時の縦型クロスカットソーが別の大工さんのところに行き、先日ようやく設置されたんですが
うまく繋げないとpのことで集塵と電源を繋いで試運転しました。
ただこの時は動作確認だけで実際に切断はしていませんが
なぜかモーターの回転が静かすぎることが気になっていました。
その次の日である昨日電話が
「今日、切断機を動かしたら昇降とバイスは動くんだけど刃が回らん。」
とのことで現地に伺います。


現地に着くと切りかけた木材があり、刃は全く回りません。
パネルを外してモーターを回すインバーター(周波数変換回路)の入力電流は正常ですが
出力がありません。
LED表示は


説明書がないのでよく分かりませんが「E」の文字が入っているのでエラー臭い。
こういう時は決まってインバーターを交換しないと直りません。
ところが、このメーカーは城南製作所。
かなり前に倒産している。
さらにその受け皿会社はない。
その筋に詳しい方に電話すると
「退社した3人ほど、別会社を始めたようであるが、全く違う仕事なので期待はできない。」
とのこと。
機種名も不明なので、調べるために画像を送ってほしいとのこと。
店に戻れば同一機種のOEMをマキタが販売しておりそのカタログがあるのでそれを送ることにした。


マキタにも電話をしたが木工機械担当は電話に出ない。
仮にマキタでインバーターが入手できたと仮定して、それがそのまま使える保証はない。
さらに天下のマキタだけに部品代も半端ではない。
何か裏技は・・・・。
考えた挙句、インバーターを外す方法を提案する。
刃物の回転数が2000〜3000回転のはずである。
モーターの回転数は3400回転なので、プーリー比を修正すれば適度な回転で回転するはずである。
ただインバーターを使わないために起動時勢い良く回るためブレーカーが飛びやすいことと
ブレーキが利かない問題がある。
これはやってみないと分からない。
とりあえずマキタに刃物の回転数の確認中で回答待ちであるから
それに基づいて、今後の対策を考える。