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先週の解答(錆取りの注意点)

早速ですが、先週の解答をします。


先週の問題は
ポールの錆びを取る際の注意点でした。
錆取り前

錆取り後

この他、ホゾ取りやカクノミも同様ですが、最初の錆びを取るときに見えているポール部分が短いために
布製のサンディングペーパーを細長く切ってポールを半周回し
お風呂で自分の背中を洗うように擦らないと錆が取れません。
最初はその方法で行いますが、何とか動くようになったら
サンディングペーパーの擦る方向をスライドする長手方向のみで研磨します。
どうしてか?
スライド方向ではなくパイプの円周方向に擦ると実際に使う時
パイプとその外周がわずかに引っ掛かり2本のポールのうち動きやすい方が先に動いてしまい
本体が斜めになって動かなくなることがあります。
そのために少しでもパイプが引っかからずスムーズに動くように縦傷をつけても
横傷は付かないように研磨仕上げします。
もちろん付けるオイルは高粘度かグリスを使います。
CRC5-56は絶対に使いません。
粘度がないために動きやすい方だけが優先して動き斜めに傾いて動かなくなります。